2008年1月20日日曜日

【資産運用レポート】 投資信託・為替 01/18/08

今週はすごいことになってます。
大荒れです。

・インド株式 32,856円(前週比▲2,220円、購入来利回り+26.5%)


・ブラジル株式 13,478 円(同▲2,437円、同+1.8%)


・ユーロ 155.84円(同▲5.17円、同▲3.6%)


・新興国通貨・債券 9,743円(同▲259円、同▲31.2%)


おおおおーー!!!
今までで最悪の週ですね。
インドもブラジルもユーロもひどい!
ここでナンピン買いに行くのか?
悩むなー。

運用会社の12月の月報が出たのでそれを参考にしてみましょう。

まずはHSBCのインドオープンの月報から。

「当ファンドは引き続き株式市場に対して慎重な見方をとっていることから、ディフェンシブかつ株価評価面からみて割安と判断する銘柄中心にポートフォリオに組み込んでいく考えです。素材及びヘルスケアのポートフォリオに占めるウェイトを最大化するとともに、金融、エネルギー及び公益セクターを引き続きアンダーウェイトします。
インドの実質GDP(国内総生産)成長率は2年続いた+9%超成長から金融引締め効果により2007/08会計年度は+8.5%程度に落ち着くものと思われます。また、企業利益成長率は、2006/07会計年度の30%超の伸びから2007/08会計年度は10~15%の伸びになると予想しています。」

うーん。
やっぱり買えと言っているようには聞こえない。

次は同じくHSBCのブラジルオープンの月報から。

「米国からは悪いニュースが流れてきますが、ブラジル国内のマクロ経済及び企業のファンダメンタルズは依然として良好です。景気が力強く拡大しているにもかかわらず、インフレ率はブラジル中央銀行の目標値+4.5%を下回っています。ペトロブラス(Petrobras、石油)やリオドセ(Vale do Rio Doce、素材)といった大型株は市場平均をアウトパフォームしてきましたが、依然として国際的な同業他社と比べ割安感があります。他方、中小型株は、投資家が流動性を重視する中で、アンダーパフォームしています。
米国の住宅市場/住宅ローン問題を巡る不透明感から、短期的にはボラティリティの高い状態が続きそうです。ブラジル株式市場は、世界経済の成長やインフレ動向を注視する必要があり、慎重な姿勢が求められますが、バリュエーションは依然として魅力であり、引き続き有望視しています。」

こちらは引き続き強気。
今が買い時か?

それから新生のエマージング・カレンシー・債券ファンドの月報から。

「現地通貨建てエマージング債券市場は、他のリスク市場が大荒れで、米国が景気後退に直面している状況にも関わらず、比較的安定した状況が続いています。エマージング諸国のファンダメンタルズは引き続き良好で、景気動向よりも物価の安定が中央銀行の関心事になっています。市場の需給状況も良好で、米ドルの更なる下落圧力と、エマージング諸国と米国との金融政策が正反対方向にあるといったことが、特にエマージング為替を下支えており、ベンチマークのプラス要因となっています。債券市場に関しては、米国主導のグローバル景気の後退と、エマージング国内の予想外の物価上昇が影を落としており、今後の運用に関しては、債券市場の方向性を読んで投資をすることを減らし、相対価値に基づく投資に移行していくつもりです。」

それなりに強気だな。
しかしこのレポート何人が書いてるんだ?
なんか普通の日本人のビジネス文書らしくない。
ってそんなことはどうでもいいか。

悩ましーなー。
インド以外を少しずつ買っておこうかな。
こえーなー。